2018年2月22日、amazonより発売

貴方は日本のジャンヌダルクと言われた、女剣士を知っていますか?1576年、筒井順慶の実子として生まれた実在の人物、筒井順子。1596年、内藤樹里亜を介してキリスト教に入信し、伊賀真里亞と名乗る。

 

幼い頃より興福寺の僧兵・胤栄より宝蔵院流槍術「十文字槍」を。柳生石舟斎宗嚴より新陰流を伝授され、ひとかどの兵法家となった真里亞。ひとたび戦場に立てば、漆黒の修道衣に具足を着け、ヴェールの裾をなびかせて馬を駆れば目にも止まらぬ十文字槍のひと振りで、群がる敵兵を片っ端からはね飛ばしていく怒涛の強さ。

 

室町幕府が衰退し群雄割拠の戦国時代を経て、天下分け目の関が原。更には大坂の陣に至る激動の時代を生きた、美貌の女剣士のストーリー。