日本の歴史を陰で支えた忍者たちの実像

秘匿性の高い任務故、忍者に関する書物は殆ど残されていないのが現状です!それでも「日本書記」を始め「万川集海」「正忍記」「忍秘伝」はもとより、「多聞院日記」「小槻時元記」「尋尊大僧正記」「享禄天文之記」「小田原記」「浅井三代記」「貝野家文書」「軍法侍用集」「伊達秘鑑」「鳥取藩御支配帳」「服部家文書」「関東軍勢交名」「新編武藏風土記稿」等に忍者の記述が見受けられ、彼等が活躍した事は紛れもない歴史の真実です!

 

忍術を使う者を忍者と言います。忍術は武術ではありません。主に三重県伊賀地方と滋賀県甲賀地方で発達した、日本独自の兵法!それが忍術です。忍者はたえず心身を鍛練し、孫子呉子の兵法を学び、和漢の教養を積み、歌道茶道等の芸事に勤しみました!

 

また精神修養も怠らず、正心を倫理綱領とする道を確立した!それが真の忍者の姿です!